2026年7月21日
一人ランチ、気づけばいつも同じ店をローテーションしている
12時になると、席を立ってオフィスを出る。エレベーターの中で今日は何を食べようかと少し考える。でも結局、足はいつもの牛丼屋か、いつもの立ち食いそばか、いつものチェーン系定食屋に向かっている。
駅前には新しくできた店が何軒もあるはずなのに、気づけばここ半年、入ったことのない店には一度も入っていない。
別に、その店が嫌いなわけじゃないんです。味も知っているし、注文も一瞬で終わる。でもふと、私、ランチの選択肢がこの3軒から増えてなくないか、と思う瞬間があります。
昼休みは、冒険を許してくれない
一人ランチで新しい店に踏み出せないのは、慎重すぎるからでも面倒くさがりだからでもなくて、単純に決断に使える時間が短すぎるからだと思います。
昼休みは1時間、実質は45分くらい。移動と食事と休憩を全部その中に収めないといけない。ここで知らない店に入って券売機の仕組みがわからず立ち尽くしたり、提供が遅くて食べる前に時間切れになったりしたら、午後まで気分を引きずります。だから脳は自動的に、一番リスクの低い選択、つまりもう知っている店を選ぶ。怠けているんじゃなくて、限られた時間の中でリスクを避けているだけです。
街は更新されているのに、自分の選択肢だけ止まっている
駅前の店はどんどん入れ替わっているのに、自分の中の「ランチで行ける店リスト」は数年前からほぼ更新されていません。新しくできた店の前を通るたびに気にはなるけれど、それを試すタイミングがいつまで経っても来ない。気になっていた店が、いつの間にか閉店していたのに気づくのもだいたいこのパターンです。
悩む余地をなくせば、短い昼休みでも行ける
発想を変えてみます。昼休みが短いから新しい店に行けないんじゃなくて、昼休みの中で「どこに行くか」まで考えようとするから行けないんです。
移動して、注文して、食べて、戻る。この一連の動き自体は、初めての店でもいつもの店でもそう変わりません。時間を食っているのは、店を選んでいる時間のほうです。行き先さえ先に決まっていれば、知っている店に行くのと同じ動きで新しい店に入れます。
自分の代わりに今日のランチを決めてくれる人はいないので、現在地周辺のお店をランダムに提案してくれるアプリを作りました。Roamble(ロームブル)です。オフィスを出る前にボタンを押すと営業中のお店が3件出てきて、移動時間内で行けそうな一軒を選んで「ここへいく!」を押すだけ。訪問するとXPが貯まって、レベルが上がって、バッジも増えていきます。
提案から選ぶだけなので、悩む時間はほぼゼロです。エレベーターを降りるころには、もう今日の行き先が決まっている。新しいジャンルの店に入れた日は多めのXPが入るので、いつもの3軒から抜け出せた実感も残ります。
今日のランチ、いつもの店に向かう前に一度だけ、行き先を決めるのをアプリに任せてみませんか。