2026年6月10日
店が決められないのは意志の弱さじゃない。選択肢が多すぎるだけ
お昼休みにグルメアプリを開いて、ずらっと並んだお店の一覧を眺めながら、気づいたら15分が経っていた。そんな経験はありませんか?
評価の高い順に並べて、距離でも絞って、写真を見て、口コミをスクロールして……でも、どれもピンとこない。「ここでいいか」と思っても、「もっといいお店があるかも」とか「ハズレだったらどうしよう」という気持ちが邪魔をする。結局また最初に戻って、時間だけが過ぎていく。
そうやって決められないまま休憩時間が終わりそうになって、焦りで「もういいや、いつものとこで」となる。まあそれでもいいのですが、なんだかモヤモヤが残りませんか。
決められないのは、あなたのせいじゃない
これ、意志が弱いとか、自分が臆病なのが悪いとか、そういう話ではないんです。
原因はシンプル。選択肢が多すぎるのが悪いんです。
心理学者のバリー・シュワルツが提唱した概念に「選択のパラドックス」というものがあります。
スーパーの試食ブースでジャムを24種類並べた場合と6種類だけ並べた場合を比べると、実際に購入した人の数は6種類のほうが10倍多かった、という実験が有名ですね。
要するに、「人は選択肢が多すぎると、選ぶのに疲れてしまって、最終的には選びとること自体を放棄してしまう」ということが起きるんです。
グルメアプリには何百件ものお店が並んでいます。評価、距離、ジャンル、価格帯、口コミ数。情報が多いほど比較が複雑になって、脳は「もう処理したくない」「もう私に選ばせるのをやめてくれ」という状態になる。
アプリを閉じたくなるのは、ある意味当然の反応なんです。
決められないままでいると、どんどん外食が億劫になっていく
困るのは、決められない体験が積み重なると、だんだん「新しいお店に行こうとすること」自体をやめてしまうことです。
「また迷うくらいなら、いつものところでいい」。その判断は合理的ですし、責める気は一切ないのですが、「新しいお店を開拓する」という行動が減っていくのは、ちょっともったいない気もしますよね。
気になっていたお店がいつの間にか閉店していた、みたいなことは結構あるものです。
新しいお店を開拓しないままでいると、そういう機会をどんどん逃してしまうことになりかねません。
解決策は「選ぶのをやめること」
選択疲れの根本的な解決策は、選択肢の数を減らすことです。
とはいえ、選択肢の数をどうやって減らすのか?という疑問が出てきます。「評価の高い順に並べる」機能はあっても、そこからさらに選択肢を絞り込むのは結構大変ですよね。
そこでこういう場合、選ぶ役割を外部に完全に渡してしまうのが一番効きます。
Roambleは、まさにその役割を担ってくれるアプリです。
具体的にいうと、現在地の周辺から、まだ行ったことのないお店をランダムに提案するロジックがRoambleには組み込まれています。
あなたがやることは「行く」か「スキップ」の二択だけ。候補を並べて比較する作業はありません。
そして実際にお店に行ってみると、経験値とバッジが積み重なっていきます。「ここ、思ってたより良かった」という発見も、アプリがランダムに連れ出してくれたからこそ生まれるものです。
「店が決められない」と感じているなら、それは選択肢が多すぎることで決断疲れにおちいっているだけかもしれません。
仕組みを変えれば、驚くほどあっさり動けるようになるはず。Roambleで、ちょっとだけ冒険してみませんか。